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アロワナの餌は何がベスト?種類別比較と理想の給餌プラン

AROWANA FEEDING GUIDE
アロワナの餌、何を選ぶべきか。
種類別の特徴と最適な給餌バランスを解説。

「龍魚」とも呼ばれ、古くから富と権威の象徴とされてきたアロワナ。その美しい姿を最大限に引き出すには、餌の選び方が極めて重要です。この記事では、アロワナに与えられる餌の種類を徹底比較し、理想的な給餌プランを提案します。

IMPORTANT
アロワナの餌選びは「単一の餌に頼らない」が鉄則。栄養バランスを考慮し、複数の餌をローテーションで与えることで、健康な体と美しい発色を維持できます。

アロワナに与えられる餌一覧

アロワナは肉食性の大型魚です。野生では昆虫、小魚、カエル、小型の哺乳類まで捕食します。飼育下でも、この食性に近い餌を与えることがベストです。

餌の種類
栄養価
嗜好性
管理
備考
人工飼料
★★★★
★★★
★★★★★
栄養バランス良好。ただし人工餌のみでは食いつきが落ちることも
生き餌(金魚・メダカ)
★★★
★★★★★
★★
食いつき抜群だが、病気持ち込みリスクあり。トリートメント必須
冷凍マウス
★★★★★
★★★★
★★★★
完全栄養食。カルシウム・タンパク質が豊富で成長促進に最適
ミルワーム
★★★
★★★★
★★★★
脂肪分が多め。おやつ程度に
コオロギ
★★★★
★★★★
★★★
動きで捕食本能を刺激。外骨格がやや消化しにくい
エビ・カニ
★★★
★★★★
★★★
赤色の発色を促進。カロチノイドを含む
カエル
★★★★
★★★★★
★★
嗜好性は高いが入手・管理が難しい

冷凍マウスがアロワナ飼育に適している理由

上の比較表を見ると、冷凍マウスが栄養価・管理のしやすさのバランスで優れていることがわかります。なぜアロワナの餌として冷凍マウスが推奨されるのか、詳しく解説します。

冷凍マウスのメリット・デメリット

◎ メリット
  • 骨・内臓まで丸ごと摂取できる完全栄養食
  • カルシウムとタンパク質が豊富
  • 病気・寄生虫の持ち込みリスクがない
  • 冷凍保存で長期ストック可能
  • サイズが豊富で成長に合わせて選べる
△ デメリット
  • 動かないため、最初は食いつかない個体も
  • 解凍の手間がかかる
  • 見た目に抵抗がある人も
  • 与えすぎると肥満の原因に

生き餌と異なり、冷凍マウスは病原菌や寄生虫を持ち込むリスクがゼロ。大切なアロワナの健康を守りながら、最高レベルの栄養を与えられます。

与え方のポイント

冷凍マウスをアロワナに与える際のポイントをまとめます。

💡 解凍方法

40℃程度のぬるま湯で中心部まで完全に解凍します。電子レンジは部分的に加熱されるため厳禁。解凍後は水気を軽く切ってから与えてください。

💡 サイズの目安

アロワナの頭部より小さいサイズを選びます。幼魚にはピンクマウス(S)、30cm以上の個体にはアダルトマウスが目安。無理に大きなサイズを与えると消化不良の原因になります。

💡 頻度

週に1〜2回程度。メインの餌としてではなく、人工飼料や他の餌と組み合わせて与えるのがベストです。

高品質な冷凍マウスは、専門の通販サイトで購入できます。サイズ別にラインナップされているため、アロワナの成長に合わせて選ぶことが可能です。

アロワナの成長段階別・給餌プラン

アロワナの成長に合わせた餌の与え方を、段階別に解説します。

幼魚期(〜20cm)
1日2回、少量ずつ与える。メインは人工飼料+小型の生き餌(メダカ等)。この時期は成長スピードが速いため、餌切れに注意。
若魚期(20〜40cm)
1日1回が目安。人工飼料をメインに、週2回ほど冷凍マウス(ピンク〜ホッパー)を与えて栄養強化。発色を意識するならエビも追加。
成魚期(40cm〜)
2〜3日に1回でOK。肥満防止のため与えすぎに注意。人工飼料・冷凍マウス(アダルト)・エビ類をローテーション。絶食日を設けるのも有効。

餌を食べないときの対処法

アロワナが餌を食べなくなることは珍しくありません。原因を特定し、適切に対処しましょう。

よくある原因と対策

1. 水質の悪化
アンモニア・亜硝酸塩の数値をチェック。水換えを行い、フィルターの状態も確認します。

2. 水温の変化
急激な温度変化はストレスの原因。26〜28℃で安定させましょう。

3. 餌に飽きている
同じ餌ばかりだと食欲が落ちます。違う種類の餌に変えてみてください。

4. 環境ストレス
水槽の移動、新しい混泳魚の追加などがストレスに。落ち着くまで数日様子を見ます。

5. 病気の前兆
体表に異常がないか、泳ぎ方がおかしくないかを確認。異変があれば早めに対処を。

餌の質がアロワナの美しさを決める。
最良の選択で、最高の龍魚を育てよう。